Ibanez TS miniをエフェクターボードに採用してみた

こんにちは!ジャズギタリストの満田です!
最近普段使い用簡易エフェクターボードのオーバードライブをIbanez TSminiに変更したのでそのお話です!

Ibanez tsmini とは

世界的にお馴染みのオーバードライブ、チューブスクリーマーシリーズのミニペダルバージョンですね。ヴィンテージのTS9やTS808に搭載されていることで人気のオペアンプ”JRC4558″を採用しております。小型化した以外にも、従来のバッファードバイパスからトゥルーバイパスへと仕様変更されているなど、色々なポイントがありますね。
また、小型化したことでACアダプタのみでの駆動となっております。

その他の詳細は商品ページにてご確認くださいm(_ _)m

¥8,800

TSminiを採用した経緯

普段使い用の小型エフェクターボードでは随分長いことIbanez TS9を歪みペダルとして使っておりました。最近まで特別不満もなかったんですが、とある現場でサウンドメイクしている時にふと気付いてしまったのです。

「TS9のバッファーの音、好きじゃないかも……。」

何年も使い続けておいてめちゃめちゃ今更感ある話なのですが、何故か今まではそう思わなかったんですよねー。まあ思っちゃったものは仕方ないので、気分転換に別のペダルでも試してみるか、と色々検討してみることに。余っているオーバードライブペダルをとりあえず片っ端から使ってみるもサウンドやらサイズやらDCジャックの位置やらでイマイチボードにマッチせず……。という訳で新調することにしました。
TSのサウンド自体は気に入っているのでトゥルーバイパス仕様のTSminiを使ってみることに。サイズも小型なのでミニボードにはピッタリですしね!

実際に組み込んでみて

2台組み込んじゃいましたw
元々TS9がピッタリ収まっていたスペースだったので、ミニサイズでは少し余って格好がよろしくない……。ならばもう一つ入れて片方をクランチ用兼ブースター用にしてしまおう、という算段です。

さて、サウンド自体は馴染みのあるTSサウンドといったところですが、どちらかといえばやはりヴィンテージ寄りな音色になるのでしょうか。現行TS9よりも若干乾いた感触があって良いですね。トゥルーバイパスになったおかげか、バイパス時の違和感も解消されました。また、2台に増えたことで歪みの音色に幅を持たせることが出来たのも大きなメリットですね!

・メインのオーバードライブサウンド
・クランチサウンド
・両方を起動してより深く歪ませたオーバードライブ

この3パターンが選べるのは汎用性が高くて中々良い感じです。同じ形状で寄せて置けるため同時に踏むこともできます。逆に片方だけ踏みたいタイミングで時々同時に踏んじゃうのはご愛嬌(・ω・)

簡単ではございますが、サウンドをご用意しましたので参考までに。ギターはテレキャスタータイプのフロントピックアップで、アンプはRoland JC-120でスピーカー2発起動状態です。

気になるポイント

概ね良い方向に変わったので満足なのですが、気になるポイントも多少ございまして……。まずはスイッチングノイズでしょうか。バッファーの音が嫌でトゥルーバイパスを前段に持ってきてしまった以上仕方ないのですが、気になるものは気になりますね。今の所演奏中での切り替えでは楽器の実音に埋もれているおかげでほぼ目立っていないのが幸いなところ。しっとり系の曲でも歪ませることはありませんしね。
あとはミニサイズながら意外と重量があるため、2台に増えたことでボードの重量も増えてしまったことでしょうか。まあ、実際には大して気になるレベルではありませんが、一応見た目よりは重いですよ、ということで。

今の所の不満点(という程でもない)はこのくらいしかなく、実際の演奏場面での使い心地は非常に良いので大変気に入っております!

総評

結果的に大満足でした!ミニサイズだったおかげで2台の組み込みが可能になったのも嬉しいポイント!それによって前述のように歪みのサウンドバリエーションが増えたので、その都度細かくセッティングし直す手間が無くなったのもプラスですね!
あとは演奏面には直接関わらないポイントですが、見た目の良さが気に入りました。TS808と同じ系統の緑色で、渋くて好きですねー。モダンな感じのTS9も勿論好きですがw

余談

私のエフェクターボードについて。実はこれ、お盆の裏側にOne Controlの面ファスナーを貼り付けただけのものなんです。

サイズはA4より少し大きいくらいなのでギグバッグのポケットに収納可能なんですねー。

裏側を使用することで高さを僅かながら稼げているので、ボリュームペダルを踏みやすいのがポイントでしょうか。あとは本来お盆として正しく表側である面は、ケース内で譜面のA4ファイルを収納するスペースにもなっているので色々と都合が良いボードに仕上がっていますw

エフェクターボードの内容としては必需品のボリュームペダルから入り、今回ご紹介した2つのTSminiを経由してZOOM MS50Gへと繋がっています。MS50Gはリバーブとクリーンブースターを常時ONにしてサウンドメイクの時間短縮、そして適宜モジュレートエフェクトを追加する役割を担っています。
パッチケーブルはEBSのPCFシリーズを使用。このフラットパッチケーブルのおかげでこの詰め込みが可能になっているので、欠かせないアイテムになっています。音色も違和感なく通してくれるのでお気に入りです。

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総括

はい、TSminiと私のエフェクターボード事情のお話でした!
今回外してしまったTS9ですが、お気に入りのペダルではあるので活かしたボードを作ってあげたいですね。良い感じのができたらシェアさせて頂きます!
最後までご覧頂きありがとうございました!

パプリカミュージック 満田

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