ギタリストのサブ楽器としてオススメのエレキベースとは

Fender Japan JB62

こんにちは!

ジャズギタリストの満田です!

今回はジャズがメインのテーマではなく、しかもギターのお話でもなく、ベースのお話になります!

お話致しますのはタイトルの通り、ギタリストのためのエレキベース選びについて!

 

 

なんでベース?

と思われるかもしれませんが、ギターをメインで弾く方でサブの楽器としてベースを持つ方は非常に多いのです。

曲作りや宅録といった創作活動の他、セッション等で補助をしたりと実は持っているとできることが広がるので人気という訳ですね。

細かく見れば差異はあるものの、大まかな構造やチューニングのルールなどの基本的な部分は共通しているので練習しやすいのもポイント!

ということで、本日はギターをメインで弾く方が初めてベースを選ぶ際のチェックポイントなどをお話していこうと思います!

 

 

ギタリストに嬉しいエレキベースの条件

 

ギタリストが初めて使う時に扱いやすいベースとはどういうことでしょうか。

個人差は勿論あるとは思いますが、個人的には

 

弾きやすいこと

コントロールがシンプルなこと

クセの少ないサウンドであること

 

だと思っております。

順番に解説をしていきましょう!

 

①弾きやすいこと

当然っちゃ当然ですけれどもやはり重要なことですよね。

ここで注意したいのが、あくまでも普段ギターをメインで弾いているプレイヤーにとっての”弾きやすさ”です。

つまりギターから持ち替えた時に押弦のストレスを少なくしたいな、ということなんです。

ギターとベースの違いは多々ございますが、個人的に最も重要だと思っているのはネックの長さですね。

ネックの長さが変わるとどうなるかといいますと、弦のテンションが変わったりローフレットまでの距離が変わったりするんです。

で、ベースはギターよりもネックが長いので、普段のギターの感覚で構えるとモデルによってはローポジションの押弦が難しく感じることがあると思います。

勿論この辺りは体格による個人差もあるので一概には言えないことではございますが……。

 

テンションについては弦のゲージや弦高で調整可能なので、まず最初に注意したいポイントは弾きやすいサイズであるかどうか?というところになります。

 

②コントロールがシンプルなこと

コントロールとはボリュームやトーン、ピックアップセレクターなどの、ピックアップで拾った音からアウトプットするまでに音を調整する電装系達のことです。

エレキベースにはアクティブピックアップタイプを始めとした、コントロール部が比較的複雑なモデルが少なくないのです。

勿論慣れていてそれらを使いこなせるのであれば問題はないのですが、まずは基本的な音作りから始めるのであれば、よりシンプルな操作の方が扱いやすいと言えるでしょう。

 

③クセの少ないサウンドであること

これに関しては好みの問題も大きいのでなんとも言えない部分ではあるのですが、一応チェックポイントにはなると思うのでご説明させて頂きます。

前述のコントロール部分の話と同様に、音作りがしやすいかどうかという意味で意識しております。

まずはニュートラルなサウンドでベースという楽器に慣れるのも重要なポイントかと思います。

但し、これはあくまでも迷った時の選考基準のようなものなので、気に入ったサウンドのベースを選ぶのがベストなのは間違いないでしょう。

 

まとめると

繰り返しになりますが、ギタリストがサブ楽器として持つ初めてのエレキベースは”ネックが長くなくて“、”コントロールがシンプルで“、”サウンドのクセが少ない“ものが扱いやすいと言えます。

では具体的にピックアップしてみましょう!

 

 

FERNANDES FRB-55

私はこれと同じモデルの赤い個体を所持しています。

ネックの長さ、即ちネックスケールはミディアムスケールで、定番機種であるFender Jazz BassやPrecision Bassよりもやや短いネックとなっております。

それによりローポジションまでの距離も近く、またテンションも高くないので押弦も比較的スムーズであると思います。

ピックアップやコントロールは前述したFender定番の2モデルの良いところ取りをしたものになっている所謂PJタイプ(Precision Bass + Jazz Bass)で、シンプルなのも魅力!

ベース用のフレーズを作ったり、セッションでサポートとしてベースを弾くくらいであれば全く問題ないクオリティなので私はずっとこれを使っていますね。

 

 

Ibanez SR-360

こちらも上記のFernandesと同様、ミディアムスケールのPJタイプです。

好みの部類なので明確な差を述べることはできませんが、Ibanezは弾きやすさを追求してくれている印象で、押弦の感触や抱え心地に安心感がありますね。

個人的には結構オススメ!

 

 

YAMAHA RBX Super Medium Series

こちらも今までの2モデルと同様のミディアムスケールのPJタイプ!

……なのですがコントロール部に違いがあります。

EMGピックアップ搭載のアクティブタイプなので、サウンドとしてはパワフルな部類になります。

先ほど述べた条件からやや外れていますがコントロール自体は複雑ではないのでこんなタイプも有りだと思います!

 

 

Fender Japan Jazz Bass

Photogenic JB-240

ジャズベース及びそれの廉価コピーモデルです。

ネックスケールで言えばロングスケールで、前述の条件からはやや外れていますが、特別押さえ辛いということもなくギタリストでも使いやすいエレキベースと言えると思います。

コントロール部は各ピックアップの独立ボリュームとマスタートーンの2V1T方式です。

それぞれのピックアップのボリュームを調整してブレンドすることによってサウンドメイクをするので、最初はコツを掴むのが難しいかもしれませんが慣れると色々なサウンドが作れて楽しいです!

やはり定番モデルは強い!

私もそのうちJazz Bassタイプを一本手に入れたいなー、なんて思ってたりw

 

 

総括

 

という訳でギタリストのためのエレキベース選びのお話でした!

レコーディングやセッションといった実用面以外でも、ベースから得る発見等もあるのでギタリストの皆様には是非一度ベースも触ってみて頂きたいです!

では今回はこの辺で終わりたいと思います!

最後までご覧頂きまして誠にありがとうございます!

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